ベジフル函館が夏色ジュースのレシピ発表

 ジュニアベジタブル&フルーツマイスター(通称・野菜ソムリエ)の有資格者らでつくる「ベジフル函館」(川崎保江代表)が夏が旬の野菜や果物を使った「ベジフル夏色ジュース」を考案し、レシピを公開した。メンバーは「ビタミンCとカロテンたっぷりのジュースで美容と健康を保ち、夏バテを予防しましょう」と薦めている。

 野菜や果物の色素などに含まれている機能性成分「フィトケミカル」の効果に着目し、今回は夏野菜らしい緑色のジュースに仕上げた。緑色のフィトケミカルの食材は抗酸化力が強く、活性酸素を撃退するとされ、美肌やがん予防、殺菌、老化防止などの効果が期待できる。

 材料はブロッコリー、小松菜、グリーンアスパラ、キウイフルーツ、パイナップル。メンバーの齊藤縁さんは「暑い土地の果物は疲労回復に効果的で夏バテ防止にお薦め。最近は国産のキウイやパイナップルも出回っているのでぜひ使ってみて」とアドバイスする。

 ベジフル函館は野菜や果物の取り入れ方の提案、消費拡大を目指し、昨秋から四季ごとに旬の食材を使ったジュースのレシピを広めている。メンバーのうち有資格者は12人で本年度は新に男性2人も加わった。川崎代表は「10月に養成講座があるので果物が好きな方もぜひ挑戦して」と話している。ベジフル函館への問い合わせは川崎代表TEL0138・51・7960(午後3時―同6時)へ。

 【レシピ】

 〈材料・2人分300ミリリットル〉ブロッコリー、小松菜、グリーンアスパラ(細2本)は各60グラム、キウイフルーツ(2個)、パイナップル(カットパインでも可)は各180グラム

 〈ポイント〉ブロッコリーやアスパラの根元、パイナップルの芯(しん)は栄養価が高く、甘みが強いので捨てずに活用する。小松菜はくっつきやすいので細かく刻んでジューサーに入れる。キウイは皮をむく。野菜の香りが苦手でなければ、キウイやパイナップルの量を減らしてもよい。ミキサーを代用する場合は水や氷を入れる。

 〈栄養価〉ブロッコリー、小松菜、グリーンアスパラのいずれも抗酸化力が強いカロテンが豊富。キウイは風邪、がん予防などに効果的なビタミンCが非常に多い。パイナップルは疲労回復に有効なビタミンB1や高血圧、動脈硬化予防に役立つカリウムなどを含む。

update 2009/7/16 14:33
提供 - 函館新聞社


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