道南、大雨と強風 函館・旭岡町で土砂崩れ

 梅雨前線を伴った低気圧が本道付近を通過した影響で、道南は13日未明から局地的に大雨となった。函館海洋気象台によると、降り始めの同日午前零時から午後2時までの降水量は知内町83・0ミリ、厚沢部町59・5ミリ、八雲町56・5ミリを観測した。午後には風も強まり、函館市で午後零時24分に最大瞬間風速22・3メートルを観測、市内では強い風雨を受けながら歩く人が見られた。

 この雨の影響で午前6時半ごろ、函館市旭岡町17の住民から近くの土砂が崩れていると消防に119番通報があった。斜面から高さ10メートル、幅5メートルの土砂が流出した。

 JRでは河川増水の影響などで、午前5時半ごろから江差線の江差―湯ノ岱間で、同10時40分ごろから同線の宮越―湯ノ岱間で一時徐行運転が行われ、函館発江差行き普通列車に最大1時間6分の遅れが出た。また午後5時半ごろ、青森県内の海峡線で強風が原因と思われる倒木で送電が遮断され、蟹田―知内間で一時運転を見合わせた。同7時11分ごろには、函館線野田生―山越間で、強風で木が電線に触れ火花が出たため、一時運転を見合わせた。

 ハートランドフェリーは奥尻―せたな間など計2往復4を欠航とし約165人に影響があった。函館土木現業所は、道道970号(蛾眉野原木線)の約11キロを土砂崩れの恐れがあるため、午前8時から通行止めとしている。

update 2009/7/14 14:41
提供 - 函館新聞社


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