新型インフル、管内4人目の感染

 国際交流事業で函館市内と近郊に滞在していたインドネシア人高校生の新型インフルエンザ感染が確認されたのに関連し、同事業に参加していた渡島保健所管内に住む30歳代の日本人女性の感染が9日、確認された。渡島管内での感染は先のインドネシア人高校生3人(いずれも16歳)に次いで4人目で、地元住民では初めて。同保健所は「患者の行動が限られており、さらなる感染拡大の可能性は低い」として、冷静な対応を呼びかけている。

 同保健所によると、女性は4、5の両日、同保健所管内で開かれた国際交流事業に参加し、感染したインドネシア人男子高校生1人と接触。7日午後に38・2度の発熱とせきなどの症状が出たため、8日に同保健所管内の医療機関を受診。簡易検査でA型陽性反応が出ていた。道立衛生研究所(札幌)の検査で、9日夕方に感染を確認。同保健所は「男子高校生から感染した可能性が高い」とみている。

 9日現在、女性の容態は快方に向かっており、自宅で療養している。女性の家族から異常は確認されていないが、同保健所では今後も健康状態を確認するという。

 今回の交流事業で感染が確認された3人はいずれも容態が安定し、8日に帰国の途についている。

update 2009/7/10 13:23
提供 - 函館新聞社


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