駅周辺の魅力どうアップ/北斗市新幹線まちづくり市民会議

 【北斗】第6回市新幹線まちづくり市民会議(会長・長野章公立はこだて未来大教授)が9日、市総合文化センターかなでーるで開かれ、2015年に開業する北海道新幹線新函館駅(仮称)周辺の魅力アップに向けて意見を出し合った。

 市は行政と市民が一体となった計画づくりを進める目的で、市民の目線に立ったアドバイスを得ようと07年10月に会議を立ち上げ、年3回開いている。この日は新駅周辺の魅力づくりについて、駅前広場、公園などハード面に加え、「食を前面に打ち出した企画」などソフト面の計10項目で、各委員が以前の会議で提案したアイデアを発表した。

 駅前広場については「北斗市は稲作の発祥地なので、稲穂のモニュメントを設置してみては」といったインパクト重視の意見や、バリアフリーとロードヒーティングの設置など、障害者が利用しやすい施設にするよう求める声も。ソフト面では「温泉トマトを作付けし、地元の農産物をPRしては」「室蘭の焼き鳥のように、北斗ならではの名物料理の開発が必要」などの意見が出された。

 さらに各委員が1人ずつ意見を発表し合い、「市内3つの高校に呼び掛けて、名物料理を作れないか」「観光客だけでなく、市民も駅に行って楽しめる施設がほしい」などと、アイデアを出し合った。

 市は集められた内容を、今月30日に開かれる市空間デザイン審議会に反映する。

update 2009/7/10 13:22
提供 - 函館新聞社


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