磨光小で恒例の「ソーメン流し」
函館磨光小学校(須藤由司校長)で4日、同小PTA(長谷川工会長)が主催する恒例行事「ソーメン流し」が行われた。子どもたちは約70メートルの長さの半円筒のパイプに流されるソーメンを鮮やかにキャッチしては、おいしそうに口に運んでいた。
同校では1995年に旧校舎内の傾斜のある廊下を利用して、初めてソーメン流しに挑戦。校舎新築後の98年からは、敷地内の緩やかな坂道を利用し、毎年この時期に行っている。
この日は「土曜参観日」として、午前中に学習公開と親子レクリエーションを行ったあと、待望のソーメン流しがスタート。父親らが前日から念入りにセッティングしたパイプに、母親らが朝からゆでたソーメンが水と一緒に注がれると、滑るように下流に流れていった。箸(はし)を持って待ち構えていた子どもたちは、次々とすくい上げていった。
牧野翔君(3年生)は「今年で三回目なので、ソーメンをつかむこつが分かった。みんなで一緒に食べると楽しいし、おいしい」と笑顔を見せていた。
須藤校長は「今日は雨が降らなくて本当によかった。PTAのみなさんが毎年熱心に協力してくれ、子どもたちも心から楽しんでいる。今後も磨光の伝統行事として続けていきたい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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