イカ刺しコリコリ 3500人堪能…江差で祭り
【江差】江差沖で水揚げされた歯応えと甘みに優れたスルメイカをPRするイベント「活!!江差海鮮みなとイカ刺し祭り」(主催・江差観光コンベンション協会)が3日夕、江差港中央ふ頭を会場に開かれた。過去最高の人出となる約3500人が、水揚げ間もない活イカの刺し身に舌鼓を打っていた。
活魚水槽を「キュウ!キュウ!」という鳴き声を上げながら泳ぎ回る活イカを、ボランティアの主婦らがその場でさばいて提供。約2000杯もの活イカは1時間足らずで完売する盛況ぶりだった。訪れた観光客や住民は、コリコリとした歯応えがあるイカ刺しや、旬を迎えたヒラメなどの刺し身を心ゆくまで堪能した。会場では水槽を使ったイカ釣り体験コーナーも設けられ、子供たちが水を吐きながら飛び跳ねるイカを大喜びしながら釣り上げていた。
イベントは今回で11回目。同協会の打越東亜夫会長は「過去最高の来場客に恵まれた。江差の活イカは他の地域では味わえない独特の甘みと歯応えがある。今後も活イカの消費拡大や観光客の増加につなげることができれば」と話している。
町内では4日に「江差かもめ島まつり」が開幕する。午後1時からかもめ島の瓶子岩(へいしいわ)で「大しめなわ飾り」が行われるほか、同4時には「江差音頭千人パレード」が町内を練り歩く。2日目の5日は「第31回道北前船競漕(きょうそう)大会」(午前9時半)や、歌手の三田明さんらの歌謡ショー(午後2時)などの多彩なイベントが行われる。問い合わせは同協会TEL0139・52・4815へ。
提供 - 函館新聞社
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