子ども、母親の交流場に…女性センター乳児対象に「託児室」開放
函館市女性センター(東川町11、原田恵理子館長)は既存の託児室を一般の親子に開放する「なかよし広場」を月曜から土曜まで開設している。乳幼児の遊び場、母親同士の交流の場にしてもらう狙い。原田館長は「職員も子育て経験者なので困ったことがあれば気軽に声を掛けて」と話している。
託児室は同センターで各種講座などが開かれる際、受講者の子どもを預かるほか、従来も月曜と木曜の午前9時から正午まで一般にも開放していた。部屋は54平方メートルでじゅうたんが敷かれ、滑り台などの遊具もそろう。毎月第1、3水曜の午後は「よい子を育てる集いグループ」が読み聞かせなどのボランティアを行っている。
このためより多くの親子に利用してもらおうと一般開放時間を拡大。同センター休館日の日曜と祝日、年末年始を除く午前9時から午後5時まで利用できるようにした。原田館長は「なかよし広場が女性センターを利用するきっかけになれば。悩みを抱えた母親がいれば相談事業につなげることもできる」と期待。7月中旬からは部屋に掲示板を設け、質疑応答形式で母親からの悩みや質問に職員が答えた文書を張り出す。
ゼロ歳児から就学前までの子どもとその保護者が対象で、利用の際は保護者の付き添いが必要。問い合わせは同センターTEL0138・23・4188。
提供 - 函館新聞社
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