厚沢部で「喜多里を楽しむ夕べ」 本格焼酎を満喫
【厚沢部】喜多里(きたさと)を地元で飲もう―。札幌酒精工業厚沢部工場(厚沢部町鶉383、岩崎弘芳工場長)が製造している本格焼酎ブランド・喜多里の魅力をPRするイベント「喜多里を楽しむ夕べ2009」が1日、町保健福祉総合センターで開かれた。町内外の焼酎ファンをはじめ、原料となるサツマイモ・黄金千貫(こがねせんがん)などの生産に携わっている町内の農家など約300人がまろやかな味覚の焼酎を心ゆくまで堪能した。
イベント開催は今年で3年目。同社の荒川康実常務は「全国で愛されるよりよい焼酎を作るために一層努力します」と感謝の言葉を述べた。来賓の高橋則克檜山支庁長は「上ノ国の豚肉を使った角煮を喜多里で香り付けしたところ大変おいしくできた。地元の食材と喜多里を使った料理も工夫していきたい」とあいさつ。祝杯の音頭を取った渋田正己厚沢部町長は「厚沢部の焼酎をさらにご愛顧いただけるようご支援をお願いします」と述べて高らかに杯を挙げた。
会場では町内産の黄金千貫をはじめ、メークイン、二条大麦を使った3種類の焼酎が飲み放題。参加者はロックや水割りで堪能した。この日は工場地下の貯蔵庫にある大かめで1年半熟成した焼酎も提供された。町内の40代男性は「かめで熟成した焼酎は香りと味覚がとてもいい」と上機嫌の様子で話していた。
同工場は2006年秋に操業を開始。今シーズンは黄金千貫を主力に720ミリリットル瓶換算で約63万本の出荷を見込んでいる。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。