福島吉岡まぐろはえ縄船団 大漁旗掲げ安全海上パレード

【福島】福島町のマグロ漁師18人でつくる「福島吉岡まぐろはえ縄船団」(新山文明船団長)は29日、福島吉岡漁港で安全祈願祭を行った。団員の家族や役場職員ら計50人が参加。鎮守に操業の無事を祈り、大漁旗を掲げた海上パレードで今年の大漁を願った。

 例年、個人で神事を済ませていたが、出漁前に団員が顔を合わせ、意思疎通と連携強化を図ろうと昨年から船団の祈願祭を行っている。

 漁港岸壁で福島大神宮の常磐井武典宮司が団員全員の船名を読み上げ、祝詞をささげたあと、お気に入りの演歌をスピーカーで流して海上パレード。白神岬の白神神社沖合で船首を神社に向けて停泊し、海にお神酒を注いで手を合わせた。

 津軽海峡のマグロ漁は青森側で6月中旬から始まっている。福島ではタコや刺し網漁を掛け持ちする漁師が多く、その漁が落ち着く7月1日に出漁することを決めていた。

 新山団長(59)は「祈願祭で仲間の絆(きずな)を深めることができた。大漁でうまい酒を飲みたい」と笑顔。ほかの団員も「昨年は燃料高騰でゆるぐない(厳しい)状況だったが、その分、今年は盛り返したい」と意気込んでいた。

update 2009/6/30 11:25
提供 - 函館新聞社


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