北斗出身、スキーの佐々木明選手と笑顔の交流
【北斗】日本アルペンスキーの第一人者として活躍する、旧大野町出身の佐々木明さん(27)と親ぼくを深める「佐々木明選手とお話する会」(Akira Top Teamなど主催)が29日、同市本郷の北斗市公民館で開かれた。道南のスキークラブに所属する子どもたちら約40人が参加し、郷土のスター選手と交流を深めた。
佐々木さんは回転と大回転競技で五輪に2回出場。回転ではワールドカップで2位に3回入る活躍を見せていて、2010年のバンクーバー五輪では日本人として52年ぶりのメダルが期待されている日本のエース。道南でスキー競技を行う子どもたちを励まそうと、2年前からシーズンオフのこの時期に開催。
佐々木さんは参加者から寄せられた質問に1つ1つ丁寧に答えた。このうち「スタート前は何を」との問いには「周りの風景も含めてコースをイメージしている」とし、「将来、何かになりたいと思ったら、今から頭の中で想像してみて。大人になって始めてもできないから」とアドバイスした。
最初は恥ずかしそうにしていた子どもたちだったが、時間が経過すると佐々木さんの周りを取り囲んでサインをねだる姿も。Tシャツにサインをもらった北斗市渡小3年の三上洪晴君(9)は「うれしかった。服を洗いたくない」と笑顔を見せていた。
佐々木さんは「故郷でスキーを続けている子どもたちはみんなかわいい。自分の励みにもなるし、今後もこのような活動を続けたい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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