函館開発建設部 「連携協働地域づくり」 11プロジェクトを設定

 函館開発建設部はこのほど、2009年度の「連携協働地域づくり」の取り組み内容を発表した。本年度は11のプロジェクトを設定。地域住民と協働し活気ある住みよい北海道らしい地域社会の実現を目指す。

 道開発局では、新たな道総合開発計画の主要政策を参考に、「地域経済の活性化」「環境・景観」「地域づくり・まちづくり」「安心・安全」の4つのテーマ別に連携協働地域づくりに取り組んでいる。08年度は全道で64件が実施され、約1万1000人が参画した。

 本年度は新たな取り組み10件を含む68件を予定。このうち函館開建がかかわる取り組み11件は以下の通り。かっこ内は協働主体。

 @【地域の環境保全型農業の支援(せたな町)】後志利別川河川の堤防刈取り草を農家に提供。堆肥化などの有効活用で環境保全型農業を支援。

 A【道南の近未来ビジョンと戦略を考える異業種フォーラム(管内自治体、経済団体など)】新幹線開業に向けた道南活性化のアイデアや意見を道南内外の有志から収集し、戦略的に組み上げる。

 B【久遠漁港の自然調和型防波堤を活用した体験学習(せたな町など)】「大成地域マリンビジョン」のひとつとして子どもたちを対象にした教育プログラムの実施。

 C【海域・漁場保全のための植樹活動(せたな町、福島町、八雲町など)】マリンビジョンにおける植樹活動の取り組みを支援。

 D【農業水利施設見学会(渡島平野土地改良区、地元自治体、農協など)】一般住民への農業水利施設の持つ自然環境保全の啓発・普及。

 E【函館港における生涯学習への支援(函館市教育委員会、NPO法人など)】「HAKODATEまなびっと広場」として、観測測量船による函館港見学会の実施。

 F【森港みなと見学会(森町など)】森港の見学や建設機械の乗車体験などを通じ、主要産業である漁業への理解深める。

 G【函館空港を知ろう、学ぼう!(函館空港事務所など)】エアポートフェスタなどのイベント時における空港施設見学会や出前講座など。

 H【民間と連携した情報提供(コンビニエンスストアなど)】コンビニやコミュニティFMなどと連携した、防災情報や通行規制情報の提供。

 I【自動販売機を活用した情報の提供・災害対応】道の駅などでの電光掲示板付き自動販売機による情報提供「おしらせ道ねっと」の展開。

 J【ルート227マネジメントミーティング(江差町など)】国道227号の路線全体の安全性、快適性の確保について、地域と協働して検討。

update 2009/6/29 10:05
提供 - 函館新聞社


前のページにもどる  ニュースをもっと読む


ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです