ハコトリが日本都市計画家協会賞「北海道支部賞」受賞
函館開港150周年を記念し、市民有志が8月に計画するイベント「アートフェス・ハコトリ」の活動が、優れたまちづくりの取り組みに対して贈られる第7回日本都市計画家協会賞の特別賞「北海道支部賞」に選ばれた。全国から28件の応募があり、道南の団体では唯一。開催を控え、実行委は受賞を喜んでいる。
この賞はNPO日本都市計画家協会(東京)が主催。優れたまちづくりの理念と実践の拡大を図ろうと2002年度に始まった。最高賞に当たる大賞のほか、6つの特別賞がある。
ハコトリは西部地区のさまざまな会場に国内や地元作家の作品展示やパフォーマンスを展開し、多彩なアートを楽しむ企画。会場には空き屋や廃屋も使い、メンバーが清掃・改修して活用することで地域活性化を図る。ことし初開催のため実績はないが、同NPOから「企画のユニークさと今後への期待度が高い」として認められた。
参加する作家は中堅から若手まで約30人を予定。ジャンルは油彩、彫刻、映像、写真などさまざまで、PRを兼ねたアート展覧会を金森赤レンガ倉庫のBAYはこだてで開催中だ。大下智一委員長は「受賞に恥じないよう少しでもいいものをつくりたい」と意気込む。実行委は協賛金を募集中。個人は一口2000円から。
問い合わせは実行委TEL0138・83・7721
提供 - 函館新聞社
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