M・ジャクソンさん死去に市民も追悼
日本時間の26日朝、米ポップ歌手マイケル・ジャクソンさんが亡くなったニュースに、函館市内でも突然の死を惜しむ声が聞かれた。ダンスを駆使したパフォーマンスで世界のスーパースターとして君臨した、故人の人気の高さをうかがわせている。
函館ダンスアカデミー(梁川町)を主宰する島崎啓子さんは「ミステリアスな人柄で、ダンス、音楽は世界の人に強いインパクトを与えた。スキャンダルがあったとは今でも信じられない」と残念がる。11月に青森で開かれる青函交流市民文化祭で発表する作品にもジャクソンさんの曲を使用しており、「振り付けを考えている時で悲しいが、多くの人に感動を与える立派な作品にしたい」と決意を新たにしていた。
「ジャクソン・ファイブのボーカル時代からファンで、国籍を問わず多くの人に愛されるオーラを発してる姿に引かれた」と話すのはRダンスカンパニー(末広町)の高野理恵子主宰。昨年開いた発表会で子どもたちが「スリラー」を演じた時、親が大喜びしたという。この日もスタジオで踊り、ジャクソンさんをしのんだ。「子どもにジャクソンさん独特の振りを教えた時、以前から知っていたように覚えが早かった。それだけ世界のあらゆる人に影響を与えていたと思う。このようなスターはもう出ないのでは」と話していた。
また、市内元町のコミュニティー局「FMいるか」では、朝から電話やファクスで、ジャクソンさんの曲のリクエストが続々と寄せられた。市内本町のCD販売店玉光堂五稜郭店では、開店からジャクソンさんの曲が店内に流れる中、ファンからジャクソンさんの商品に関する問い合わせの電話が相次いだ。同店では追悼コーナーの設置を開始し、27日にも品がそろうという。
提供 - 函館新聞社
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