エコポイント交換商品、鹿部町の商品券選ばれる
【鹿部】省エネ家電への買い替えを促進する政府の「エコポイント制度」の交換商品に、鹿部商工会(吉康郎会長)が発行している「鹿部町商品券」が選ばれた。地域型商品券としては道南で唯一の交換商品で、同商工会では価格を10%上乗せしたプレミアム商品券も取り扱い、利用促進を図る考えだ。
来年3月末までに省エネ基準を満たした地上デジタルテレビ、冷蔵庫、エアコンを購入すると国からポイントがもらえ、省エネ製品や商品券などと交換できる仕組み。交換には買った店や日付などを記載した保証書や領収書が必要。19日に政府が発表した交換商品は271点となっている。
鹿部町の商品券は昨年度、通常販売のほか定額給付金支給などに合わせた15%のプレミアム付きも含め、計3836万円を販売するなど町民に広く浸透。今回も「少しでも地元の経済活性化を狙いたい」(同商工会)と応募、町の推薦も得て交換商品に選ばれた。
交換商品には各地の商品券のほか、おこめ券やビール券、JR東日本の電子マネー「suica」など魅力的な賞品も多数選ばれている。このため、同商工会では通常の商品券に加え、10%のプレミアム付きも用意して対抗。有効期限を3カ月から6カ月に延長するほか、1回の交換につき「しかべ間欠泉公園」の無料入園券1枚(4人まで利用可能)も付ける。
8月上旬をめどに、郵送と窓口での手渡しで対応する予定。同商工会は「小売店に限らず温泉や水産加工品の直売所でも利用可能なので、町民や近郊に限らず、全国で利用してほしい」と話している
提供 - 函館新聞社
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