自慢の品 堪能して…水産食品展示フェア

 函館市内、近隣の水産加工業者が販路拡大に向け自社商品を出展する「はこだて水産食品展示フェア」(同フェア実行委主催)が24日、市内豊川町の市水産物地方卸売り市場で開かれ、市内、近隣の計47団体が流通、小売業者らに自慢の逸品を売り込んだ。

 同フェアは、2005年から毎年開かれている。オープニングセレモニーでは函館商工会議所の高野洋蔵会頭が「函館の多彩な水産食品を目と舌で堪能して」とあいさつ。テープカット後、スーパーや商社の関係者らが、食品会社や水産団体のブースを見て回った。それぞれ函館特産のイカを使った珍味やくん製、昆布巻き、スモークサーモンなどを並べ、一口サイズの商品を試食できる「おつまみバル街」も実施。

 裂きイカのブランド「函館こがね」を製造、販売する業者の組織は専用の機械で製造実演し、出来立てを振る舞った。ズワイカニのカニ味噌の缶詰「北海道仕込み」など13商品を陳列した水産物卸問屋「ま印食品」の本間正哉企画営業部長は「添加物を使わない商品、本物の味をアピールしたい」と話していた。このほか、商談、情報交換の場も設けられ、北海道銀行主催の「北海道の『食』特別商談会in函館」も開かれた。

 実行委員長で、函館特産食品工業協同組合の石尾清広理事長は「函館の海産物は新鮮で、高品質、うまい。全国へどんどん発信していきたい」と話していた。

update 2009/6/28 10:37
提供 - 函館新聞社


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