函館バス 新たにノンステップバス16台導入

 函館バス(函館市高盛町、寺坂伊佐夫社長)が新たに導入したノンステップ低床バスの無事故祈願式がこのほど、函館八幡宮(同市谷地頭町)で開かれた。同社社員や取引業者ら約30人が出席し、道南の路線バスとして活躍する新車両の安全運行を誓った。

 本年度導入したのは、車いすのまま乗降できる中型の新車16台。いずれも環境に配慮したアイドリングストップ機能付きで、停車時などにドアの開閉を知らせる自動音声案内を同社のバスで初めて採用した。購入費用は1台当たり約2300万円。

 新型車はバス停などで乗降口のある左側が路面の高さに近づくように傾き、運転手がスロープを設置して車いすでも乗車できる。新車の導入に伴い、これまで20年近く運行してきた旧型車両16台は、燃費の悪化や環境への配慮のため廃車となる。総走行距離はいずれも60万―70万キロに上るという。

 式典で出席者は神事に臨んだ後、境内に乗り入れた新型バス4台の前でおはらいを受けた。乗務員を代表して運転士の笹森明等さん(54)が「交差点付近では他車に注意し、思いやりのある運転を心掛けます」と安全宣言した。同社の路線バス276台のうち、約3割に当たる75台がノンステップバスとなった。

update 2009/6/19 14:11
提供 - 函館新聞社


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