駅、空港で函館バリアフリープロジェクトボランティアプロジェクト

 公共交通機関の利用において、案内や介助を希望する障害者や高齢者を支援する「函館バリアフリーボランティアプロジェクト」(同実行委主催)の活動が12―15日にかけて、JR函館駅と函館空港で行われた。14日に函館市内で開かれた第25回DPI(障害者インターナショナル)日本会議に合わせて実施されたもので、延べ83人のボランティアが参加。会場までの交通案内や移動のサポートなどをサポートした。

 函館市内では2008年度に、国土交通省が主体となり、自治体と交通事業者、NPO団体、市民が連携して「バリアフリーボランティア実証実験」が行われ、利用者から好評を得た。本年度からはこれまでの参加団体やメンバーを主体に実行委員会を立ち上げ、ボランティアニーズや観光シーズンに合わせた活動を展開していく。

 今回のプロジェクトは実行委の呼び掛けによる初めての活動で、函館駅には12―15日までの4日間で延べ49人、函館空港には13、14の両日で延べ34人のボランティアが参加。会場となる函館市総合福祉センターや各自の宿泊先までの交通案内を行うとともに、バスや介護タクシーなどに乗り込む際のサポートなどを行った。

 実行委の折谷久美子代表は「多くのボランティアの協力で無事に活動することができた。今後は8月の函館開港150周年イベント、9月の道ユニバーサル上映映画祭の時期を中心に、利用者のニーズに合わせた活動を展開していきたい」と話していた。

update 2009/6/17 15:26
提供 - 函館新聞社


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