副議長に平出陽子氏 女性初「議員活動を透明化」…道議会
第2回定例道議会は16日に開会。正副議長選挙を行い、函館市区選出で民主党・道民連合の平出陽子氏(60)が副議長に選出された。議長は網走支庁区選出で自民党・道民会議の石井孝一氏(79)。道議会で女性の正副議長就任は初めてで、平出氏は「開かれた道政と議員活動の透明化を目指したい」と話している。
道議会事務局によると、道南からの正副議長は、議長が自民党、函館市区の桜井外治氏(1993年5月―95年4月)、副議長が社会党、桧山支庁区の故・小田原要四蔵氏(95年5月―97年6月)以来。
平出氏は函館市出身で、道教育大函館校卒。小中学校教諭を経て、91年に道議に初当選し連続5選。保健福祉委員長、環境生活委員、青少年・少子対策特別委員などを歴任し、民主党道8区総支部副代表を務める。
女性初の副議長となったことを受け、「女性が政治に関心を持ち、政治に期待してもらえるように頑張りたい」と語り、道議会の議員基本条例制定にも意欲を見せている。
議長を第一会派、副議長を第二会派から選出するのが慣例で、民主党・道民連合の副議長候補の選出は難航していたが、15日の役員会で平出氏に内定した。平出氏は2年前にも副議長候補に挙がったが、鰹谷忠氏と同数で並び、抽選で敗れた経緯がある。
提供 - 函館新聞社
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