一般・中央卸売市場で「さぶりメロン」初競り

 生産地である厚沢部町の「さぶ」と森町の「り」を取り名づけられた、道南ブランド「さぶりメロン」の初競りが11日、函館市中央卸売市場(西桔梗町589)で行われた。この日は、森町産の5箱10玉が並び、2玉最高5万円で落札された。

 「さぶりメロン」は、糖度が15度以上で1.9〜2キロの大玉だけをブランド化したもので、上品な香りと甘みが詰まった赤肉メロン。今年の出来は例年通り順調だという。

 午前7時半に競りがスタート。開始と同時に函館朝市の舘内(だてうち)商店(舘内直久代表)が大きくてネット張りが良質な2玉を5万円で落札。昨年の最高値の2万円を大きく上回った。そのほかの4箱も5000円から3万円の値がついた。

 舘内代表は「まだまだ知名度は低いブランドだが、3年後、5年後を見据えて5万円を付けた。今日はご祝儀値段かな」と笑顔。購入したメロンは、この日さっそく店頭に並び、観光客らの注目を浴びていた。

 仲卸の鳴海青果株式会社の若山大樹さん(26)は「これから商品価値や知名度が上がることを期待したい。今日はその第一歩」と話した。

update 2009/6/12 12:52
提供 - 函館新聞社


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