江差でふれあい船の旅 7月28日 参加者募集開始

 【江差】江差―奥尻航路を運航するハートランドフェリー(本社・札幌)の「アブローラおくしり」(2270トン)を貸し切り、江差沖の夜景やイカ釣り漁のいさり火を楽しむ「ふれあい船の旅」(実行委員会主催)が、今年も7月28日に行われることが決まった。10日から参加申し込みを受け付ける。

 「船の旅」は、世代や障害の有無を超えて、地域の一体感を高めてもらおうと、町民ボランティアの企画で始まった夏のイベント。休止期を挟みながら2004年からは6年連続の開催となる。実行委の田畑栄市会長は「雄大な海原での触れ合いを通じて協働の喜びをまちづくりに生かしてほしい」と話している。

 フェリーは午後6時に江差港を出港。檜山沿岸の美しい夜景や、沖合いで最盛期を迎えるスルメイカ漁のいさり火などを楽しむ。船内では、民謡、カラオケ、現金つかみ取り抽選会のほか、フェリーの操舵(そうだ)室の見学会、乗組員によるイカ釣り実演といったイベントも予定されている。

 また、江差海保署の協力により、巡視船かむい(195トン)がフェリーと並走して、第1管区海上保安本部函館航空基地所属のヘリコプター「くまたか」が、船上からの傷病者をつり上げる訓練展示も予定している。民間フェリーに並走して行う訓練は全国的にも珍しいという。

 帰港は午後9時。雨天時は29日に順延する。保険料などを含めた乗船料は大人1000円。中学生以下無料。江差町役場、江差町社会福祉協議会、ハートランドフェリー江差支店などで10日から申込書を配布する。申し込みは7月14日までで、先着400人で締め切る。身体に障害がある人の乗船などをサポートするボランティアも募集している。問い合わせは実行委の田畑さんTEL0139-52-0426。

update 2009/6/6 11:35
提供 - 函館新聞社


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