函館の歴史 組み体操で 7日の桔梗小運動会で発表
函館桔梗小学校(戸澤和彦校長、児童470人)の5、6年生計137人が、函館開港150周年を記念したオリジナルの組み体操を7日の運動会で発表する。中空土偶や黒船来航、函館大火など函館の歴史を表現するユニークな内容。3日には総練習が行われ、子どもたちは真剣な表情で動きを確認していた。
演目は節目を祝い、郷土のすばらしさを子どもたちに感じてもらおうと担当教員らが企画した。
演題は「VIVA(ビバ) 函館」。2人1組で肩車で立ち上がり、縄文時代に出土した中空土偶の形を表現する体操から始まり、江戸時代に活躍した高田屋嘉兵衛の銅像や、大きな黒船2隻を児童全員で形作る演技などが次々と繰り広げられ、時代の移り変わりを目で楽しむことができる。「函館大火」では赤いビニールテープのボンボンを付けた児童数人が側転し、火の粉が飛び交う様子を再現。家屋が燃える様を人間ピラミッドが崩れることで示すなど、演出にも力を入れている。
この日の総練習でも児童は太鼓の音に合わせてきびきびとした演技を披露し、見学する保護者らの目を楽しませた。
高田屋嘉兵衛役を務める6年生の一戸涼史君(11)は「いろいろなことをやったすごい人がいたことを知ってほしい」と話し、地蔵恭兵君(11)は「間違えても頑張りたい」と力を込めている。
運動会は函館市桔梗1の同校で行われ、5、6年生の組み体操は午前11時半ごろからの予定。
提供 - 函館新聞社
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