体や手で「音」伝えよう…ミュージックサイン活動参加者募集
音楽や効果音を体や絵を使って表現し、音の聞こえない人たちに伝える「ミュージックサイン」を広めようと取り組む民間グループが、活動の参加者を募集している。メンバーは「手話はできなくても大丈夫」とPRし、多くの協力を呼び掛けている。
ミュージックサインは函館の手話通訳士、鈴木三千恵さんが考案。北斗市で4年前から開く北海道ユニバーサル上映映画祭で取り入れているほか、今年からはライブ演奏など活動の幅を広げている。
同映画祭には本州のろうあ者も訪れるなど取り組みは徐々に浸透している。しかしメンバーは5人程度のため、個人の負担を軽減し、より表現の幅を広げようと協力者を募ることにした。
ミュージックサインを演じたい人はもちろん、絵を描くことが好きな人やボランティア活動に興味のある人など誰でも参加可。鈴木さんは「絵を出したり、楽器演奏部分の担当でもOK。表現を考える際、曲の印象を教えてくれるだけでもうれしい」と話す。
6月は同映画祭七飯上映会(6、7日)、第25回DPI日本会議全国集会In函館(13、14日)、道教大函館校吹奏楽定期演奏会(13日)などで発表。鈴木さんは「音があることを知ることで、聞こえない人の生活が少しでも豊かになれば」と語る。
問い合わせは同会の島信一朗さんTEL090・7519・7516か、鈴木さんTEL090・1388・7693。
提供 - 函館新聞社
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