五稜郭商店街振興組合がプレミアム商品券発売へ
五稜郭商店街振興組合(小島正彦理事長、115社加盟)は6月1日から、函館市本町地区の商店約40店で使えるプレミアム(割増金)付きの商品券を発売する。行政の補助が期待できない中での独自の取り組みで、定額給付金の支給に合わせた市内商店街のプレミアム商品券の発行は今回が初めて。
市内でも15日から支給が始まった定額給付金を当て込み、1枚500円で550円分の買い物ができる。販売期間は7月31日までの2カ月間で、計1万枚(総額500万円)の販売を目指す。利用客の反響を見ながら追加も検討する。使用期限は11月30日まで。
同組合が4月に加盟店にアンケートを行い、飲食店や美容院、本町市場など物販店約40社が賛同した。理事会では「2―3割分のメリットを付けなければ意味がない」との意見も出されたが、プレミアム分を各店で負担するため、今回は1割増しで歩調を合わせた。
同組合の中里好之専務理事は「急激な消費の冷え込みで大型店の厳しさ以上に地域の商店街は疲弊している。本町地区への買い物バスの運行も始まり、給付金の支給を商機ととらえ、今後も商店街の継続事業として定着させたい」と消費喚起に期待を込める。
商品券は同組合事務局(本町8、協栄五稜郭ビル5階)のほか、加盟する約10店で販売する。問い合わせは同組合事務所TEL0138・53・9075。
提供 - 函館新聞社
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