外国人による日本語弁論大会 函館から2人出場
函館開港150周年記念行事として、30日午後1時半から函館市民会館大ホールで「第50回外国人による日本語弁論大会」(函館市、財団法人国際教育振興会、国際交流基金主催)で開かれる。出場者12人のうち、函館在住者2人が発表する。入場無料で、市国際課は「非常にレベルの高い由緒ある弁論大会。この機会にぜひ聞いて」と来場を呼びかけている。
国籍や文化の違いを超え、建設的な意見を発表し、相互理解を深める目的。今年は全国から130人の応募があり、例年より1割ほど多いという。予選審査を経て、10カ国12人の出場が決まった。出場者の国籍はモンゴル、ロシア、キルギス、ベトナム、スリランカなど。
函館市在住者からは、中国語教師の馬麗さんが「私の少子化対策」、アフリカのウガンダ出身で公立はこだて未来大学特任講師のドミニク・バゲンダ・カスッジャさんが「北の国で学んだ三つのこと」と題して発表する。
生活様式や風習、習慣の違う日本に住んだ日常体験をもとにした発表が行われ、時間は1人7分。スピーチ終了後、審査員5人が質問する。テーマや発声、発音、表現力などを総合的に審査し、最優秀賞の外務大臣賞、2位の文部科学大臣奨励賞のほか、会場の参加者が選んだ会場審査賞を用意している。12人の発表後、函館子ども歌舞伎の特別公演もある。
主催する国際教育振興会の大井孝理事長が函館出身で、節目となる第50回大会を開港150周年に合わせて開催することに意欲を示し、関係機関で調整して決まった。
駐車場に限りがあるため、可能な限り公共交通機関の利用を呼びかけている。
提供 - 函館新聞社
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