道産米新品種「ゆめぴりか」田植え始まる

 【森】道産米の新品種で、今年から本格栽培される「ゆめぴりか」の田植えが23日、森町内で始まった。同町内で今年、約150ヘクタールの作付けが予定されており、新たなブランド米の成長に期待がかかっている。

 ゆめぴりかは、道立上川農業試験場(上川管内比布町)で育成された良食味米。昨年の試験販売を経て、今年は全道の水田の3%に当る3千ヘクタールの作付けを予定している。渡島管内では地域ブランド米として「ふっくりんこ」の作付けが推進されているが、森町は気温が低いなどの影響でふっくりんこの栽培に向かないことから、管内では唯一ゆめぴりかを栽培することになった。

 昨年の試験作付けに続き2回目となる、森町良質米生産部会の小原浩吾部会長(駒ケ岳)の水田では、冷たい雨が降りしきるあいにくの天候の中、田植え機を使って次々と苗が植えられていった。小原さんは現在きらら397やななつぼしを中心に栽培しているが、「ゆめぴりかはホクレンが中心となって全国販売を計画しているので、生産農家にとっては作りがいがある。今後町内の稲作農家の主流になってくれれば」と期待している。

update 2009/5/24 11:25
提供 - 函館新聞社


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