ユジノ線、来月3日運航再開
搭乗率の低迷で4月下旬から運休しているロシア・サハリン航空の函館―ユジノサハリンスク線が、6月3日から運航を再開する。
同航空日本総販売代理店UTSエアサービス(札幌)などによると、休止前と同様、週1往復を運航する予定で、同航空は再開に向けて往復料金(8万3300円)を値下げする方針を示している。
新料金は明らかにされていないが、料金の値下げで利用者の新規開拓や競合路線との競争力を高める狙い。25日に新運賃を発表する見通しで、同サービスは同航空からの正式な連絡を受けて国土交通省に料金変更の手続きをする。
同線はサハリンの石油・天然ガス開発が一段落し、ビジネス客の利用が減ったほか、ウラジオストク航空(ロシア)の東京―ユジノサハリンスク間の定期チャーター便の運航も影響し、今年1―3月までの利用客が前年比44%減と低迷。4月22日から5月末までの運休を関係機関に伝えていた。
22日現在、函館市は同航空から正式な連絡を受けてはいないが、市港湾空港部は「市として支援できることがあれば関係部局と連携して協力していきたい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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