「重松清さんの原作」特集…アイリス13周年記念

 函館市本町22のシネマアイリス(菅原和博代表)は開館13周年記念第2弾として23日から、直木賞作家、重松清さん原作の映画を特集する。「『心の涙』重松清の世界」と題し、「青い鳥」と「その日のまえに」の2本を上映する。26日は開館記念として当日料金を1000円とする。

 「青い鳥」は中西健二監督、阿部寛さん主演。いじめを原因にした男子生徒の自殺未遂に揺れる中学校に吃音の臨時教師が赴任する…という内容で、中高生のいじめ問題に正面から取り組んだ感動作。

 一方、「その日のまえに」は大林宣彦監督、南原清隆さん主演。突然病に倒れ、余命を告げられた妻と夫が「その日」に向け、残り少ない日を工夫しながら一生懸命暮らす…という連作短編小説を映画化した。

 菅原代表は「近年、重松清の小説は人気だが、映画公開の機会は少ない。大人から子どもまで幅広い世代に観てほしい」と話している。

 「青い鳥」は23―29日の1週間限定。上映時間は午前11時45分。「その日のまえに」は23日から6月5日までで、29日までの上映時間は午前9時20分と午後6時10分。

 問い合わせはアイリスTEL0138・31・6761。

update 2009/5/23 10:45
提供 - 函館新聞社


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