函館芸術会議がライブ、歌に合わせミュージックサイン

 芸術と障害者福祉の振興団体「函館芸術会議」(木村公一議長)はこのほど、音楽を動作や絵などで表現する「ミュージックサイン」を取り入れたライブを、市地域交流まちづくりセンター(末広町4)のカフェオタジィラで開いた。男性音楽ユニット「りぼん」、ピアノ弾き語りのm○kaさんの曲に合わせ、市内の手話通訳士、鈴木三千恵さんらがミュージックサインを披露した。

 ミュージックサインは聴覚障害者に音楽を楽しんでもらおうと、鈴木さんが中心となって広め、毎年9月に北斗市で開かれる「北海道ユニバーサル上映映画祭」(実行委主催)の上映全作品に取り入れられている。6月13、14日に市内で開かれる「第25回DPI(障害者インターナショナル)日本会議全国集会in函館」でも紹介される。

 この日は同集会のPRも兼ね、当日の開会式で演奏される「りぼん」の曲「ポケットの中の虹」のほか、ピアノ弾き語りのm○kaさんの曲「顔を上げて」など数曲に鈴木さんらがミュージックサインを付け、ギターやピアノの音などを動作で、歌詞を手話で表現。函館白百合学園吹奏楽団のメンバー23人もコーラスで出演した。

 ライブに立ち寄った市内の50代女性は「初めて見たがとても素敵。一体感があって涙が出るほど感激した」と聞き入っていた。このほか社会福祉法人道南福祉ネット内ToMoハウスに集う障害者によるユニット「ToMoブレンド」らも登場。会場には約60人が詰めかけた。

update 2009/5/22 09:29
提供 - 函館新聞社


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