函館市も賞与0・2カ月凍結、議案提出へ

 函館市は22日に開会する市議会臨時会へ、特別職と職員の夏の賞与(ボーナス)を0・2カ月分凍結する条例改正案を提出する。市人事課によると、可決されれば職員平均で約8万円のボーナスがカットされる。市の特別職は4月から、給料の自主カットの幅を広げており、市職員の給料も、不況の中でじわりと減り始める。

 人事院が国家公務員のボーナスを0・2カ月分カットする臨時勧告をし、道人事委員会も民間との比較から、道職員の賞与を0・2カ月分凍結するよう求める臨時勧告をした。函館市をはじめ多くの市町村も人事院の臨時勧告に準じて暫定的に引き下げる予定だが、国の関連法案はまだ可決されていない。

 条例に定める函館市職員の夏のボーナスは、2・15カ月分。0・2カ月分がカットされれば、43歳4人家族で8万円ほど支給が減るという。

 2008年度の特別職報酬等審議会の答申を踏まえ、市は4月から、特別職給料の自主カット幅を市長は10%から20%に、副市長は8%から10%に拡大した。月額給料は市長が本則給113万円から90万4000円に、副市長は同89万円から80万1000円となり、教育長を含む特別職8人の年間カット額は1550万円という。

update 2009/5/21 09:22
提供 - 函館新聞社


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