観光大使に米の歌手・石田さん
米フィラデルフィア在住のソプラノ歌手で音楽博士の石田雪子さんが18日、函館市役所を訪れ、同市の観光大使に任命された。石田さんは、開港後の函館で歌われた海外の音楽の研究をしていることに触れ「日本でも早くに海外文化が入った地域だということを伝えたい」と話した。
石田さんは、19日午後6時半から市芸術ホール(五稜郭町)で開かれる「函館開港150周年、ペリー提督来航155周年記念 石田雪子with函館MB混声合唱団 日米交歓ガラコンサート」(函館日米協会主催)に出演するために来函した。市役所には夫のワンプラー・スコット・デーヴィッドさん、コンサートに出演するニューマン大学(米ペンシルベニア州アーストン)の学生と市民で構成する合唱団員9人、函館日米協会の加藤清郎副会長とともに訪れた。
工藤寿樹副市長が対応。石田さんが19日午前9時ごろから、外人墓地(船見町)でもアメージンググレースなどを歌うことを話したのに対し「母国の人がたくさん来たので、埋葬された人も喜ぶのはないか」などと歓迎。観光大使の名刺を受け取った石田さんは「光栄です」と言い、団員らに披露していた。
提供 - 函館新聞社
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