利用者増加 さらに周知を…無料買い物バス 本町・五稜郭・染川地区もスタート
函館市と函館商工会議所などが実施する「無料買い物バス」の本町・五稜郭・梁川地区への運行が16日、始まった。市内近郊と結ぶ7路線10往復を、合わせて210人が利用。前回のJR函館駅前・大門地区への運行便利用者138人よりは増加したが、便によっては数人しか乗っていないケースも見られた。
無料バスは、市内の百貨店や商店街での消費拡大を促す目的で10日からスタート。2回目となるこの日は七飯町役場からの出発便の利用が31人と最も多く、南茅部支所前への帰りの便が6人と最低だった。
五稜郭停留所で丸井今井の買い物袋を抱えてバスを待っていた市内北浜町の女性(72)は、到着した無料バスが自宅の方向ではないため利用できなかった。「無料バスは本数が少ないのと行き先が限られているのが残念。もっと利用しやすい形態にしてほしい」と訴えた。
市経済部は「まずは一人でも多くの人に無料バスの存在を知ってもらいながら、より利便性の高い運行方法を検討していきたい」と話している。
無料買い物バスは、第2・4日曜日は本町・駅前地区、第1・3土曜日は本町・五稜郭・梁川地区へ向けそれぞれ7路線10往復を運行。運行期間は来年1月の初売りまでを予定している。
提供 - 函館新聞社
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