夕張メロンを初競り…市青果物地方卸売市場

 「夕張メロン」の初競りが16日、函館市青果物地方卸売市場で行われた。東一函館青果が仕入れた20箱40玉が並べられ、午前7時過ぎから仕入れ業者など約50人が参加する中、威勢のいい競りの声が場内に響き渡った。

 産地で甘さや張り、サイズなどで秀・優・良と選ばれ、15日夜に函館に到着した。今年のメロンは気候にも恵まれ出来は上々だという。函館には札幌のようなご祝儀相場はないが、この日の競りでは最高で2玉5万円の高値がついた。落札した栄屋の佐藤光男社長は「20年以上前からメロンを販売しているので思い入れがある。7、8年前から観光客や顧客、北海道を盛り上げたいという思いから夕張メロンに一番の高値をつけて落札している」と話していた。

 函館で唯一、初競りをしている東一函館青果の三浦一彦常務は「メロンは周りが黄色くなってきたら冷蔵庫で一日冷やすと一番おいしく食べられる。夕張メロンは味など、どれを取っても右に出るものはないと思う。せっかくのメロンだから一番おいしい食べ方で食べてほしい」と熱く語っていた。

update 2009/5/17 11:48
提供 - 函館新聞社


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