中空土偶 出張 大英博物館へ…9月から

 函館市著保内野(ちょぼないの)遺跡(尾札部町)で出土した国宝「中空土偶」が、文化庁などが主催する本年度の日本古美術展「土偶(仮称)」で、英国の大英博物館と東京国立博物館で展示される。同庁から函館市に要請があり、市が承諾した。中空土偶が海外で展示されるのは5回目だが、国宝に指定されてからは初となる。

 日本古美術展は、国際文化交流推進を目的に行っており、本年度は大英博物館、東京国立博物館との共催。9月10日―11月22日は大英博物館で、12月15日―2010年2月21日は東京国立博物館で行い、文化庁が出品依頼している国内の約70点に加え、両館独自の内容を予定している。大英博物館では01年以来2回目の展示。

 中空土偶について文化庁は「当時の技術など縄文文化を語る上で欠かせない存在」と評価し、函館市教育委員会は「代表に選ばれるのは名誉なこと」と喜んでいる。

update 2009/5/10 00:29
提供 - 函館新聞社


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