日照時間も降水量も多い“珍”月間…海洋気象台4月の気象状況

 函館海洋気象台は、管内の4月の気象状況をまとめた。渡島、桧山とも上旬から中旬までは高気圧に覆われる日が続いたため、日照時間がかなり多かった。一方で、下旬に寒気が南下するなどして降水量が多くなり“多照多雨”という珍しい月間となった。

 函館の平均気温は平年より0・6度高い7・4度で高め。日照時間は平年の121%とかなり多い229・5時間。降水量は平年の159%と多い114・0ミリだった。

 上、中旬の気温はそれぞれ平年より約1・5度高かったが、下旬は冬に逆戻りした大荒れの天気となる日があるなどしたため平年より1・3度低かった。

 26日は低気圧の影響で、降り始めからの24時間の降水量が63・0ミリを記録。4月として過去最大だった。中旬までは好天が続き、19日は一日の相対湿度が14%と、観測史上7番目に低い乾燥した日となっていただけに、天気の変動が激しい月となった。

 このほか、管内では月間の日照時間で、長万部223・2時間、八雲230・3時間、木古内238・9時間とそれぞれ過去最高を更新。函館市川汲では月間の日照時間が222・4時間、降水量が181・0時間とともに4月として最高だった。

update 2009/5/5 15:19
提供 - 函館新聞社


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