SL“仁山越え”見物、家族連れにぎわう
ゴールデンウイークも後半に入り、3日の道南は曇りや雨となったものの、各地の観光スポットは大勢の人たちが訪れてにぎわった。
七飯町のJR仁山駅では、函館―森間を走る「SL函館大沼号」を見ようと家族連れや鉄道ファンなど約50人が集まった。今年は往路の森行きが急こう配の “仁山越え”で運転されるとあり、同駅を通過する午前10時20分ごろにはホームの端にたくさんの三脚が並んでいた。子どもたちも初めて見るSLに大喜び。函館市高丘町の佐伯裕也さん(34)の長女裕華梨ちゃん(5)は「山の中からSLが現れたときは格好良かった」と話していた。
函館市内も各観光スポットがにぎわった。JR函館駅、西部地区、五稜郭公園の各周辺駐車場が朝から満車状態が続き、市内の道路は混雑していた。午前10時ごろ、函館駅に帰省した家族を迎えに来たという陣川町の男性(73)は「朝市に行く人が多いのか、国道5号を走っていたら駅の約500メートル前から渋滞していたので、松風町にある駐車場に止めた。ETC(自動料金収受システム)割引制度のおかげで函館がにぎわうのは良いが、駐車場が少なく、お客さんは困るでしょう」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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