観光シーズン本番…大沼で安全祈願祭
【七飯】駒ケ岳・大沼湖安全祈願祭(大沼観光協会等主催)が29日、大沼湖周辺で行われた。町内外から観光業者ら約400人が出席。観光シーズン本番に向けて大沼国定公園や駒ケ岳の安全と平穏を願った。
同祈願祭は毎年の恒例行事。以前は駒ケ岳開山祭山として行われていたが、1998年に駒ケ岳が入山規制されるようになってからは、安全祈願祭として行われている。
参加者のうち約100人が遊覧船に乗り、地域の守り神とされる相原防守政胤碑が奉られている大沼湖に浮かぶ相原島へ移動。湖畔全体を見渡せる雄大な景色を背に、安全祈願を行った。
続いて一行は大沼の中心部に移動し、堀元大沼観光協会会長や中宮安一町長らが「安全祈願」と書かれたかぎ型のプレートを湖面に投げ入れ、湖水の開錠を行った。この後湖畔にある駒ケ岳神社へ移動し、駒ケ岳の平穏も祈願した。
中宮町長は「今年は大沼湖水まつりが100回を迎える記念の年。大沼で事故が起こらず、たくさんの人に愛される場所であるように願っている」と話していた。
祈願祭終了後は、4月に町立の分校となった大沼学園の生徒も参加し、湖畔のごみを拾い集める清掃活動も行われた。
提供 - 函館新聞社
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