豚インフル、市立函館保健所が相談窓口開設
メキシコや米国で豚インフルエンザの人から人への感染が確認されたことを受けて、市立函館保健所は26日、保健予防課に豚インフルエンザに対する相談窓口を開設した。平日は職員が直接対応し、土・日曜日、祝日は午前9時から午後9時まで専用ダイヤルTEL0138・32・1539で応じる。
相談窓口は、メキシコや米国方面の感染状況が収束するまでの設置。同課の加藤美子課長によると、26日までには市民からの相談は寄せられておらず「インフルエンザの症状がでていなければ感染の心配はない」とする。ただ、「これらの地域に最近渡航した人で高熱が出るなどの症状がある人は、旅行歴をきちんと伝えて医療機関を受診してほしい」と勧める。
豚肉については「肉を介して豚インフルに感染の可能性はないと思うが、豚肉には他の細菌もあるのできちんと加熱して食べることと、調理後は手を洗うなど通常の対応を心掛けて」と話す。
また小樽検疫所函館出張所は港湾などの検疫体制を強化し、25日からはメキシコや北米からの入国者を対象に、発熱を感知するサーモグラフィー検査を実施している。同出張所によると「函館には経由を含めてメキシコからの入国者はほとんどいない」と言う。
提供 - 函館新聞社
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