函館博物館で中空土偶展開幕
市立函館博物館(函館市青柳町17)の特別展「国宝中空土偶と函館の文化財」が25日、始まった。開館と同時に市内外から国宝を一目見ようと大勢の人が訪れ、ガラスケースの中の“縄文の美”に注目していた。
中空土偶の展示は、市民や観光客のニーズを受けて毎年実施している。今回は5月17日までで、5月の大型連休に合わせて日程を組んだ。この日は108人が来館。午前9時の開館時間に合わせて続々と訪れ、函館市内のほか札幌から来た人もいた。
展示内容は、函館にある国や道、市指定の文化財や関連資料など函館市内の文化財について広く紹介しているのが特徴。田原良信館長は「市指定の文化財をこれだけ多く一堂に集めて展示する機会はめったにない。国宝は複製を見慣れている人もいるかと思うが、本物にはやはり本物の魅力があるので、この機会に確かめてみて」と話している。
期間中の休業は5月11日のみ。入場時間は午前9時から午後4時半。入館料は一般300円、高校・大学生は200円、小中学生は100円。問い合わせは同館TEL0138・23・5480。
提供 - 函館新聞社
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