小学生に外国語の楽しさ伝えます…函館市教委サポーター8人に委嘱状
函館市教委が本年度から独自に取り組む「函館市小学校外国語活動サポーター派遣事業」の委嘱状交付式が22日、函館市湯川町の同市南北海道教育センターで行われた。一般公募で申し込んだ8人が委嘱を受け、5月から始まる活動への意気込みを新たにした。
この事業は新学習指導要領の改定に伴い、小学校高学年で2011年度に完全実施される「外国語活動」の導入に向け、各校の取り組みの充実を図ることが目的。英語が母国語の外国人や英語に堪能な日本人などをサポーターとして任命し、指導補助などに取り組んでもらう。委嘱期間は来年3月31日まで。
今回24人から申し込みがあり、市教委内で検討した結果8人に委嘱することになった。市内では公立小学校全47校が本年度から外国語活動を導入する計画。サポーターは1人1―7校を担当する。
この日、平馬隆司学校教育部長が8人全員に委嘱状を手渡し、「函館の子どもたちに外国語の楽しさ、喜びを伝えてほしい」とあいさつした。 函館市に住むフィリピン出身の山口・コンコルジャ・シャーロットさん(36)は「個人的に英語を子どもたちに教えていて今回申し込んだ。外国人と楽しく遊ぶ経験をしてほしい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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