最後に大輪の花≠…函館夜景の日に花火打ち上げ
市民の力で函館の夜景に大輪の花火を―。8月13日の「函館夜景の日」の午後8時13分に、市内各所から一斉に花火を打ち上げ夜景を彩ろうと「エリア8K実行委員会」(馬場哲也委員長)の第1回会議が20日、大森町のホテル函館ロイヤルで開かれた。同会メンバー10人が集まり、計画内容などを話し合った。馬場委員長(50)は「函館の財産である夜景が1番輝く日にしたい」と話している。
実行委は2001年から毎年8月13日に、同市大町の緑の島を舞台に花火を打ち上げている市民団体「『夜景の日』を考える会」(佐近弘悦代表)が、函館開港150周年を1つの区切りにしようと、市内の青年団体などに呼び掛けて立ち上げた。同会は今回を最後にイベントを休止する予定。
計画は「エリア8K―函館夜景に花が咲く」をテーマとし、市内の高校グラウンドなど15カ所から夜景の日の8時13分に一斉に花火を打ち上げ、函館夜景を美しく彩るというもの。時間は2―2分半で、各約250発を予定している。予算は市民からの募金などを充てるという。第1回会議では、計画実現に向けた具体的スケジュールなどを話し合い、今後は打ち上げ場所の許可申請、市内各所への募金箱の設置などを行う。
夜景の日は1991年、函館青年会議所の理事長福西秀和さん(当時)が発起人となり、夜景の大切さを再認識する記念日を設けようと、8(や)とトランプの“K”にあたる13に当てはめた8月13日に制定された。
馬場委員長は「募金を通じて多くの人に参加してもらい、みんなで美しい夜景を作り上げたい」と話している。問い合わせは実行委事務局佐近さんTEL090・8637・0070、電子メールはsakon@msa.ncv.ne.jp
提供 - 函館新聞社
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