「BAYはこだて」きょうリニューアルオープン

 金森商船(函館市末広町、渡辺兼一社長)は22日、ベイエリアの赤レンガ倉庫群で運営する商業施設「BAYはこだて」をリニューアルオープンする。函館初出店のテナント4店舗を含む物販部門を拡充し、125年前の完成当時にあった出入り口も復活させた。施設の大規模な改修は旧日本郵船から土地、建物を引き受けた2003年以来6年ぶり。

 今回改修されたのは、掘割を挟んだBAYはこだての1号館(約1300平方メートル)と2号館(約400平方メートル)のほか、南東側の広場の一部など。昨年末に1号館内にあったレストランなどを閉鎖し、今年1月中旬からリニューアル工事を進めていた。

 函館初進出となる輸入雑貨「マライカ」(東京)や、はちみつ製品販売「杉養蜂(ようほう)園」(熊本市)など、物販店は従来より5店多い計11店が出店。飲食店では地元洋菓子店の「プティ・メルヴィーユ」のカフェや、函館ビヤホールの姉妹店「ベイサイドレストランみなとの森」がオープンする。施設内にはギャラリースペースや授乳室も新設した。

 同社によると、赤レンガ倉庫への年間入館者数は近年130万人前後という。同社の柳谷一美営業部長は「観光客の減少などで厳しい状況にあるが、商業施設として一層の充実を図り、市民にも憩いの場として活用してもらえれば」と話し、初年度は前年比30%増の入館者を目標としている。

 午前9時半―午後7時まで(29日―5月5日は午後8時まで)。22日は先着300人にオープン記念のプレゼントもある。問い合わせは同社TEL0138・23・0350。

update 2009/4/22 15:20
提供 - 函館新聞社


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