函館市、津波ハザードマップ作製

 函館市は津波災害時の被災予想地域を記した「津波ハザードマップ」を作製した。2万部を印刷し、弁天町や末広町、若松町、海岸町、港町などの13万6000世帯と約200事業所に配布するほか、市役所や支所、中央図書館などで配布する。

 三陸沖地震や十勝沖地震などによる津波被害は、JR函館駅やベイエリア周辺が最も懸念され、最大で3・2メートル(標高2メートルの場合は1・2メートル)の浸水が予想されている。想定される浸水を4段階に色分けしているほか、避難所として市役所や水道局などの公共施設、避難ビルとしてホテルグランティア函館駅前、ロワジールホテル函館、函館国際ホテル、ラビスタ函館ベイの4ホテルがあることを伝えている。

 旧4町村地域では、女那川(恵山)、矢尻川(椴法華)、八木川(南茅部)などの河口で逆流やはんらんが予想されている。

 2003年の十勝沖地震での被害を踏まえ、総務省は道に、沿岸部の浸水予想図の作製や避難対象エリアを指定するよう求めた。市は道の浸水予想図を活用してハザードマップを作製。住んでいる地域が危険な場所であることを知ってもらい、避難場所を確認し、日ごろからの防災意識を高めてもらう。

 ハザードマップはA3判の両面カラー印刷。市のホームページでも紹介している。問い合わせは市総務部防災担当TEL21・3648。

update 2009/4/21 09:59
提供 - 函館新聞社


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