城岱スカイラインで初の自転車レース

 【七飯】眼下に大野平野や函館山などを望む山道を駆ける自転車レース「城岱(しろたい)ヒルクライム」(函館サイクリング協会主催、金沢浩幸会長)が19日、町城岱スカイラインで初開催された。頂上付近の城岱牧場のゴール地点を目指し、約7キロの急こう配を34人が疾走した。

 9月に大沼―函館間で行われる全国サイクリング大会に先駆けて、自転車競技の普及と景観を生かした観光振興を図ろうと企画。「自己記録に挑戦」と中学生から74歳まで幅広い世代が道内各地から集った。

 コース近くの役場駐車場で開会式。中宮安一町長が「城岱がレース会場に使えることを歓迎したい。健脚を生かして、楽しんでほしい」と激励した。

 登山道入り口で中宮町長が号砲を放ち、一斉にスタート。参加者は、傾斜7―10度の上り坂で加速にてこずりながらも、力強くペダルをこいで山頂を目指した。

 プロの競輪選手は20分台でゴール。最後の選手は57分でたどり着き、大会規定の1時間を全員がクリアした。

 元競輪選手の藤巻昇さん(61)は「だれでも気軽に参加できる大会があることはとても良いこと」、父がプロ競輪選手で函館大谷高校1年の俵央育さん(15)は堂々の6位入賞。「道南で本格的な大会を開催できるのがうれしい。今シーズンの初レースを力いっぱい走ることができた」と笑顔だった。

update 2009/4/20 12:02
提供 - 函館新聞社


前のページにもどる  ニュースをもっと読む


ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです