土佐犬 迫力満点!
道内の屈強な土佐犬が参加する「全道土佐犬選抜闘技大会函館場所」(道土佐犬普及会函館支部主催)が19日、函館市浅野町4の浜出特設リングで開かれた。約110匹が一堂に会し、熱い戦いを繰り広げた。
同大会は毎年4―11月まで、年7―8回道内各地で行われ、45キロまでの中型犬とそれ以上の大型犬に分けられる。この日は朝から約120人の観客が訪れ、木製のおりに囲まれた土俵を注視。激しくぶつかり力を競い合う“力士”の取り組みに、一番一番大きな声援を送っていた。また、市内の中村金二郎さん(48)の愛犬「滝龍号」(たきりゅうごう)の名犬横綱昇進を祝い、化粧まわしを着用したお披露目や、5分間の前役戦(闘技)も行われた。
親子で観戦に訪れた市内の市川英雄さん(55)は「土佐犬はすごく我慢強くて、迫力も感じる」と興奮気味に話し、長女の奈保子さん(26)は「見ている方が悲鳴をあげそう」と、取り組みに見入っていた。同支部の三戸俊裕支部長は「多くの人に見てもらえてうれしい。土佐犬育成の普及につながれば」と話していた。
今年は6月20、21日の両日に市内港町で全国各地から300匹以上が集う、函館では初めての全国大会も開催される予定。
提供 - 函館新聞社
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