春の息吹き感じ山頂に…函館山登山道が開通
いよいよ本格的な観光シーズン到来―。冬季間通行止めとなっていた函館山登山道(道道立待岬函館停車場線、5.8キロ)が17日午前11時に開通し、約5カ月ぶりにゲートが開かれた。待ちかねたドライバーが一斉に山頂を目指し車を走らせた。
今年は暖かい日が続き、雪解けも早かったため昨年より1日早く開通。函館市青柳町5の登山道ゲートでは、開門前から約10台の車両が列をつくった。青柳町会は手作りしたフクロウのお守りなどをドライバーに配布し、交通安全を呼び掛けた。また、同市北消防署員や元町婦人防火クラブからも約12人が参加し、パンジーの鉢植えや山火事などの防火ポストカードなどを配り、火の用心を訴えた。
今年の一番乗りは、昨年も一番だったという北斗市の山本博幸さん(35)。「朝5時半前には到着した。2年連続はやっぱり気分がいい」とはにかんでいた。また2年連続2番手となった市内在住の江口光一さん(45)は「少しの差でまた一番を逃してしまったが、緑がきれいになっていると思うので自然を楽しみたい」と話していた。
同登山道では25日から10月15日まで、バスやタクシーを除く一般車両は午後5時から同10時まで、夜景見物での混雑を避けるため通行禁止となる。
提供 - 函館新聞社
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