「函館がごめ連合」発足…アンテナショップ開設へ

 函館市内でガゴメ(トロロコンブの仲間)関連の商品を開発、販売する企業や団体でつくる「函館がごめ連合」が14日、市臨海研究所(大町)で設立総会を開き、発足した。代表に富士海洋土木の須田新輔社長を選任。ガゴメ商品を専門に売るアンテナショップを開設し、ガゴメを函館の地域ブランドとして確立を目指す。

 同連合は、文部科学省の都市エリア産学官連携促進事業に参画し、ガゴメ関連の成果品を開発した企業などでつくる「都市エリア成果品販売促進連合」(須田会長)が前身。同事業が前年度で終了したため組織は解散。参画した約90団体のうち、28団体が組織継続に賛同し、新たにスタートすることとなった。

 総会にはそれぞれの代表ら約20人が出席。役員には須田代表のほか、副代表に梶原昆布店の梶原健司社長とノース技研の布村重樹社長が選ばれた。

 アンテナショップの開設は、雇用創出を狙った国の「ふるさと雇用再生特別交付金事業」の交付金を活用することで市と申し合わせており、認可され次第、店舗の場所や店員の採用などを詰めていく。開店は6月ごろになる見通し。タラコやこんにゃくなどとの加工食品や化粧品などを販売する。

 このほか、ガゴメ料理を味わいながら料理教室や講義などを繰り広げる「函館マリンカフェ」や、ガゴメ関連の商品を販売する「はこだてがごめランド」など旧促進連合で行っていた事業も継続して行う。

 須田代表は「ガゴメのブランド化にはまだまだ発信が必要。ガゴメを函館の名産品にしたい」と意気込みを語った。

update 2009/4/15 12:56
提供 - 函館新聞社


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