端午の節句商戦ピーク
男の子の健やかな成長を願う5月5日の「端午の節句」を前に、函館市内の大型スーパーやデパートでは、五月人形商戦がピークを迎えている。各店には孫や子供の節句を祝おうと、五月人形やこいのぼりを買い求める市民の姿が多くみられる。
函館市美原1のイトーヨーカドー函館店では、約50点が特設コーナーに陳列されている。平飾りよりも設置や収納が楽で、中にほこりなどが入らない5万円前後のガラスケース入りの商品が主力で、かぶと飾りのタイプが人気という。
同店の松井昭憲ホビー・家電担当マネジャー(36)は「今年は昨年に比べて売り上げは好調」とし、「最近はインターネットで目当ての商品を決めてから店頭で購入するケースが多く、品ぞろえの豊富さも好調の要因の1つでは」と分析する。また、同店ではこいのぼりも多数取りそろえており、屋外用で高さ約2bの1万3000円の商品が売れ筋という。「こいのぼりの販売ピークは4月中旬ごろ」(松井マネジャー)とみている。
同市若松町17の棒二森屋では店頭での陳列のほか、カタログからも選べるなど、多様なニーズに対応している。同店担当者の三ッ石誠さん(36)は「一定価格以上の購入で発送が全国無料のサービスを行っており、客層は地方に住むお孫さんに送る人が多い」と話す。同市梁川町10のテーオーデパートでは6階の特設売り場でかぶと飾りを主力にそろえている。
各店ともに5月上旬まで特設売り場を設置する予定。
提供 - 函館新聞社
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