奥尻島の魅力PR…函館空港でフェア
奥尻島の観光や物産を紹介する「春の奥尻島フェア」が10日、函館空港旅客ターミナルビル(函館市高松町)で始まった。奥尻島で栽培されたブドウで造った「奥尻ワイン」の第1号も初めて発売され、利用客らの関心を集めていた。フェアは12日まで。
奥尻島の魅力を広く知ってもらおうと、奥尻町や奥尻島観光協会、奥尻商工会が百貨店の物産展など以外では初めて企画。「奥尻島」などと書かれた法被姿の関係者約10人が、乗降客らに観光パンフレットを配り、空の便の函館―奥尻線の利用拡大もPRした。
目玉のワインは同町の農業生産法人「奥尻ワイナリー」が販売。2007年秋に収穫したドイツやフランス系品種の6種類が並んだ。価格は1本(750ミリリットル)2000―2800円で、初日だけで100本以上売れる上々の滑り出しとなった。
シャルドネ(白)を試飲した東京都内から出張中の男性(42)は「香りも良く、飲みやすい味わいで気に入った」と手みやげを品定め。奥尻ワイナリーを操業する海老原建設の海老原孝社長は「300人以上に試飲してもらい、手応えを感じた。奥尻の地域振興につなげたい」と話した。
会場には奥尻産のアスパラやギョウジャニンニク、ウニやサクラマスの加工品なども市価よりも安く並んだ。初年度のワインは計1万5000本が出荷され、10日から順次、市内の専門店などで販売される。フェアは午前8時―午後7時半まで。
提供 - 函館新聞社
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