花畑牧場直営店が函館進出
人気菓子「生キャラメル」の全国的なヒットが続く花畑牧場(十勝管内中札内村、田中義剛社長)が、函館市豊川町11のはこだて明治館内に、道南初進出となる直営店「花畑牧場函館店」をオープンすることが8日、分かった。今月18日の開業予定で、年間3億円の売り上げを目指す。函館観光の新たな人気スポットとして注目を浴びそうだ。
明治館東側の1階部分にテナントで入居し、売り場面積は札幌や釧路など道内7カ所の直営店で最大級となる約73平方メートル。主力の生キャラメル(1箱12粒入り、850円)をはじめ、直営店限定のチーズやバター、ソフトクリームなども販売する。
函館店は道内では2月1日にオープンした札幌アピア店(札幌市中央区)に次いで8店舗目。昨年末から道内の主要観光地である函館へ進出に向け、立地や出店スペースを模索していた。これまで道南では函館空港の一部売店でしか取り扱いがなかった。
店舗はれんが造りの明治館の雰囲気を生かし、馬車の車輪やミルク缶などのディスプレーで牧場の温かみを演出。店内には窓側にカウンターでソフトクリームなどを食べられるイートインスペースも設け、常時3000―5000点が並ぶ予定だ。
従業員は全員が地元採用で、既に正社員を含め約20人を確保した。函館新聞の取材に対し、田中社長は「道南の方はもちろん、観光客にもぜひ商品を手にとっていただき、皆さまを笑顔にしたい」とコメント。同社は「函館の観光振興や地域貢献につながれば」としている。
平日は午前10時―午後6時、土日祝日は午前9時―午後6時まで。問い合わせは花畑牧場東京事務所コールセンターTEL0120・929・187。
提供 - 函館新聞社
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