本年度の函館市内コンベンション、前年度並みの107件
函館国際観光コンベンション協会は7日までに、2009年度の市内で開催するコンベンション(大会や会議など)の調査結果をまとめ、発表した。市内各種団体、組合など計698団体から問い合わせた結果、全道から国際規模まで合わせたコンベンションの総数は前年度よりも1件多い107件、参加人数は3万3777人になる模様。参加人数は前年度より2万3991人減としているが、本年度から集計基準を変更したことによるもので、市民参加の大会を除外したため。同協会は「前年度までの基準で集計すると大幅な増加になる」としている。
件数の内訳は規模別に、国際が9件(前年度比4件増)、全国が43件(同11件増)、全道が55件(同14件減)。参加人数の内訳は同じく、国際2661人(同1691人増)、全国1万4407人(同7343人減)、全道1万6709人(同1万8339人減)。
1000人以上のコンベンションは、「第50回外国人による日本語弁論大会」(5月30日・市民会館、1000人)や「茶道裏千家淡交会第50回道地区大会」(6月19、20日・五稜郭タワーアトリウム、1600人)、「函館開港150周年記念日本開国セブンハーバーズリーグ歴史とロマンの街・函館ツーデーウオーク」(8月29、30日・シーポートプラザふれあい広場ほか、3000人)、「第53回全国サイクリング大会IN HAKODATE」(9月5、6日・函館国際ホテルほか、1000人)など8件。
注目のコンベンションは、6月中旬に市内のホテルなどで開かれる「第7回日ASEAN(東南アジア諸国連合)次官級交通政策会合」(100人)をはじめ、今月20、21の両日に五島軒本店で開催する「2009年世界料理学会inHAKODATE」(250人)、「第21回道南口説節全国大会」(7月18、19・市民会館、295人)、「第98回日本食品衛生学会・学術講演会」(10月8、9日・函館国際ホテル、802人)などが予定されている。
市は本年度から全道規模以上のコンベンション開催に対し、参加人数に応じて10万円―100万円を補助する制度を新たに創設。これまでのコンベンションの補助は主に所轄する部局ごとに当初予算に計上していたが、年度途中に急きょ決定した大会などに対応しようと観光コンベンション部が窓口となって対応する。参加者が1泊以上函館市内に宿泊を伴うことが条件。当初予算で300万を計上した。
提供 - 函館新聞社
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